磨き残しやすい5つの場所と対策

2024年7月18日 2024年7月9日

桜栄会綾瀬デンタルクリニック

こんにちは。
綾瀬デンタルクリニック、院長の髙橋です。

歯の汚れがたまりやすい場所をご存じですか？歯の汚れがたまりやすい場所によって歯みがきの仕方が異なります。
今回は、磨き残しになりやすい場所と歯みがきの仕方についてお話しします。

磨き残しになりやすい場所は大きく分けて5つあります。

歯の表面は汚れが取れやすいですが、歯と歯の間や歯ぐきの境目など凹凸がある部分は汚れがたまりやすく、歯ブラシが当たりにくい場所になります。

歯ブラシの当て方を少し工夫すれば汚れが取れやすくなります。

歯ブラシの「わき」を使い歯と歯の間に、歯ブラシを縦にあてて上下に動かします。

歯ブラシの前面を使い、歯に90度にあてて小刻みに動かします。

歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを45度の角度にあてて、歯周ポケットの中に歯ブラシの先を入れて優しく磨きます。

歯ブラシの「つまさき（上部）」を使い、奥の歯の左右どちら側からも磨きます。

歯ブラシを縦に使い、歯ブラシの「かかと（下部）」部分で歯を1本ずつかき出すように動かします。

これらの磨き方で歯と歯ぐきの境目や表面の汚れを落とせても、歯と歯の間などは歯ブラシだけでは完全に汚れは落ちません。デンタルフロスや歯間ブラシなども使用して虫歯や歯周病を予防しましょう。

デンタルフロスは、歯と歯の間のプラークや食べかすを取り除くのに非常に効果的です。
約30〜40cmのフロスを取り、両手の指に巻きつけ、フロスを歯の間にやさしく滑らせ、歯のカーブに沿って上下に動かして汚れを取り除きます。

歯間ブラシは、歯と歯の間の広い隙間に適しています。
歯間ブラシを歯と歯の間に挿入し、前後に動かしてプラークを除去します。サイズの合った歯間ブラシを選び、毎日使用することで、より効果的に歯の健康を保つことができます。

何気なく行なっている歯みがきを、少し意識的に行うだけで、虫歯や歯周病の予防になります。
当院では、歯みがきの指導やクリーニングも行なっています。
お一人おひとりの口腔状態や生活習慣などを確認し、最適な方法をお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

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