噛み合わせが悪いと脳が疲れる?知っておきたい健康リスク

歯並びが悪い

こんにちは。
綾瀬デンタルクリニック、院長の髙橋です。

皆さまは、噛み合わせが良いと脳にも良い影響があることをご存じでしょうか。
今回は、噛み合わせが脳に与える影響についてお話しします。

噛み合わせが良いことで脳に与える影響

歯並びや噛み合わせが整っていると、噛む力がバランスよく分散され、食べ物をしっかり噛むことができます。
これにより、食べ物を効率よく噛めるだけでなく、脳にも良い影響を与えます。
脳に与える好影響については、以下のとおりです。

脳の活性化

食べ物を噛むことで脳が刺激され、脳内の毛細血管が広がることで栄養が行き渡ります。
これにより、認知機能の低下を予防する効果が期待されます。
そのため、食事の際は噛む回数を増やし、ゆっくりしっかり噛むことを意識しましょう。

ストレス軽減・リラックス効果

よく噛むことで、脳内にリラックスを促すホルモン「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神を安定させ、心のバランスを整える働きがあります。
そのため、よく噛んでセロトニンが分泌されることで自然とストレスが和らぎ、心身のバランスを保ちやすくなります。

噛み合わせの悪さが脳に与える影響

一方で、噛み合わせが悪いと、噛む回数が減ったり噛む力が弱くなったりして、脳に悪い影響を及ぼすことがあります。
脳に与える悪影響については、以下のとおりです。

脳への血流不足

噛み合わせが悪いと、血液の循環がうまくいかず、脳への血流が不足することがあります。
この状態が続くと、脳が酸素や栄養を十分に受け取れず、集中力や思考力が低下する原因になります。

脳の疲労

噛み合わせが悪いと、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことがあります。
このような過度な力は脳に余計な負担をかけ、脳が疲れやすくなるため、日常生活で疲れやすくなったり、集中力が落ちたりする場合があります。
また、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによって睡眠の質が低下し、さらに疲労や集中力の低下を招く可能性もあります。

歯並びを整える重要性

歯並びの悪さは、見た目だけでなく、噛み合わせの悪さによる脳への悪影響や、肩こり・頭痛・消化不良など全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。
これらの問題を根本から解決するには、矯正治療による歯並びの改善がおすすめです。
歯並びを整えることで、生活の質が向上し、将来の健康リスクを減らすことができます。

まとめ

噛み合わせが良いと、脳の活性化やストレス軽減にもつながります。日頃から食事の際にはよく噛むことを意識し、噛み合わせや歯並びが気になる場合は歯科医院での矯正治療も検討してみましょう。
当院では、噛み合わせの悪さによる歯ぎしりや食いしばりの治療も行なっています。気になる症状がある方はぜひお気軽にご相談ください。

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