飛行機で歯が痛くなる

こんにちは。
綾瀬デンタルクリニック、院長の髙橋です。

ライト兄弟から遅れること7年と2日後の1910(明治43)年12月19日、日本人による初飛行が成功しました。
場所は東京・代々木錬兵場(代々木公園)、パイロットは徳川好敏工兵大尉。
飛行時間は4分、高度70m、飛行距離3000mを記録しました。
実は飛行訓練を開始した5日前の12月14日にも飛行していましたが公式の飛行実施予定日ではなかったため「滑走の余勢で誤って離陸」と報告されていたそうです。

飛行中に耳や歯が痛くなったことはありませんか?

今ではいろんな飛行機が世界中を飛び回っていますね。
そしてこれからの時期、年末年始の帰省や冬休みの旅行など、飛行機に乗る予定の方も多いと思いますが、飛行中に耳や歯が痛くなったことはありませんか?
これらの痛みは気圧の変化で起こります。
急激な気圧の変化で自律神経系が乱れたり、歯の内部にある神経に圧力がかかることによる痛みです。

健康な歯や適切に処置された歯ではほとんど起こりませんが、むし歯があったり、治療途中の歯がある場合は歯痛が起こりやすいといわれています。
歯が痛んだ場合は、そのまま放置せずに到着後、歯科医院へ行くことをおすすめします。
むし歯治療の途中で飛行機に乗る予定がある方は、歯科医師にご相談ください。
処置や鎮痛剤の処方など、対応いたします。

まとめ

また、期間の長い海外出張や旅行の前には、痛みなどの症状がなくても歯科検診をぜひ受けてください。
自覚症状のない、むし歯や歯周病などがあるかもしれません。
渡航先で進行してしまい、歯の痛みでつらい思いをしないためにもご来院ください。お待ちしています。